歌花史庵 かかしあん

野山の花火

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花火を見たくて野山を歩く。

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一寸玉を見つけたけれど

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いつまで待ってもあがらない。

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もし、もし、きみは、花火さん?

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私はお花、ギンバイソウよ。

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空に浮かぶ光の環。

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もし、もし、きみが花火さん。

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違うよ、私は糸職人。

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錦の糸で、罠を織るんだ。

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灯らないお花に錦の罠に

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蜻蛉は羽を乾かすばかり。

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もし、もし、と蜻蛉に尋ねようとすると

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突然あがる

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野山の花火。

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だれも囃さず、音もなく

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行き交うひとは、知らないけれど

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ひっそりあがる野山の花火。

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夏の昼下がりの

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できごとでした。

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by ekoekolove | 2011-08-17 23:13 | 散文